7-Zipの使い方|圧縮・展開と中身を確かめる基本手順

資料と箱を机上で見比べる7-Zip入門のAI概念イメージ 副業

こんにちは!なかびーです。

ファイルをまとめたいときと、受け取ったZIPを取り出したいときでは、選ぶ操作が違います。7-Zipで大切なのは、元資料・書庫・展開後の資料を分け、場所と中身を確認することです。

この記事では、利用可能なWindows版7-Zipを前提に、三つの短いテキストを使う架空の練習で、圧縮から展開後の点検までを追います。実機の成功記録や圧縮率の測定ではありません。画面の表記はバージョンや表示言語によって異なります。

  1. 1.圧縮と展開の違いを知り、練習する資料を決める
    1. 7-Zipというソフトと、ZIPという形式を分ける
    2. 使える状態の7-Zipと、書き込める練習場所を確認する
    3. 架空教材は三つの短いテキストと一つのフォルダー
  2. 2.元資料を選び、保存先と形式を確認して圧縮する
    1. フォルダーごとまとめるか、中のファイルだけかを決める
    2. 追加に進んだら、書庫名だけでなく保存する場所も読む
    3. 書庫形式はZIPを選び、細かな性能設定を混ぜない
    4. 作成前の読み合わせを、四つの問いにする
  3. 3.作った書庫を開き、名前・階層・対象を点検する
    1. 完了表示のあとに、保存先で書庫の存在を確認する
    2. 書庫内の一覧は、元資料の構成と対応させる
    3. 圧縮後の大きさだけを合否にしない
  4. 4.展開先を分け、書庫から通常のフォルダーへ取り出す
    1. 書庫を開く操作と展開する操作は別に考える
    2. 展開機能で、今回の出力先を確認する
    3. 同名の物があるときは、上書きを急がない
    4. 空の展開先を選ぶ理由を、教材の構成で考える
  5. 5.展開後の中身を比べ、渡す書庫と作業用資料を分ける
    1. 展開先でフォルダーの深さと三つの名前を確認する
    2. 短い本文を一つずつ読み、比較した範囲を残す
    3. 渡す物は書庫、編集する物は作業用と決める
    4. 三つの本文を比べる練習は、結果の書き方まで考える
  6. 6.開けない・見つからないときは、条件を分けて確認する
    1. 書庫が開けない場合は、形式と表示メッセージから始める
    2. 展開できたのに見当たらない場合は、出力先と階層を見る
    3. 次の一回で確かめることを、一つに絞る

1.圧縮と展開の違いを知り、練習する資料を決める

練習する資料と保存先を分ける紙とフォルダーのAI概念イメージ

7-Zipというソフトと、ZIPという形式を分ける

7-Zipは、ファイルやフォルダーを一つの書庫にまとめたり、書庫からファイルを取り出したりするソフトです。ZIPは書庫の形式の一つで、7-ZipではZIPも7zも扱えます。名前が似ていますが、7-Zipを使うと必ず拡張子が.7zになるわけではありません。作成時に選んだ形式と、できたファイルの拡張子を対応させて読むことが出発点です。

圧縮する前の資料、まとめた書庫、展開して取り出した資料は、役割が違う三つのまとまりです。書庫を開いて名前を眺めることと、通常のフォルダーへ展開することも分けます。相手へ渡すためにまとめたいのか、受け取った書庫から取り出したいのかを先に決めれば、追加と展開を取り違えにくくなります。

公式サイトでは7zとZIPなどの作成・展開に対応する一方、RARは展開側の対応形式として挙げられています。読める形式をすべて作れるわけではありません。ここでは扱う形式をZIPに絞り、ほかの形式の細かな設定を一度に覚えず、元資料から展開後までのつながりを確かめます。

使える状態の7-Zipと、書き込める練習場所を確認する

この記事は、利用を許可されたWindowsのパソコンで、7-Zipをすでに使える方を対象にしています。インストールの実行、ファイルの関連付け、管理者権限の変更は練習に含めません。会社や学校の端末でアプリを使えないときは、その環境の窓口へ確認してください。右クリックに表示されるかだけで判断せず、7-Zip File Managerを開けるかも確認します。

7-Zipの公式配布元は7-zip.orgです。入手や対応環境を確認するときは公式案内を起点にします。画面の言語やバージョンによって表記と配置は変わるため、本記事では「追加」「展開」に相当する機能名を中心に説明します。今の画面で見当たらない項目を、別の似たボタンと推測して押す必要はありません。

練習場所には、自分がファイルを作成できるフォルダーを選びます。既存の業務資料が混ざる場所より、空の練習用フォルダーの方が対象を見分けやすくなります。共有フォルダーや同期先の仕組みまで確認する練習ではありません。保存場所が分からない場合は、場所を決めてから操作へ進みましょう。

架空教材は三つの短いテキストと一つのフォルダー

以後の例は操作を考えるための架空教材です。実際に圧縮や展開を実行して得た記録ではありません。「圧縮練習」という親フォルダーの中に「元資料」「書庫」「展開先」を用意し、元資料に案内.txt、確認.txt、補足.txtを入れる想定にします。各ファイルには、機密情報や個人情報を含まない短い練習文だけを置きます。

たとえば案内.txtは「これは圧縮の練習です」、確認.txtは「名前と保存先を確認します」、補足.txtは「元資料はそのまま残します」とします。三つという件数は、この教材で作成したファイルを数えた値です。読者のフォルダーの件数や、圧縮後に表示される総項目数を保証する数字ではありません。

最初に元資料を通常のフォルダーから開き、名前と内容を確認します。ファイルの拡張子が非表示だと種類を読み違えるため、種類の列やプロパティも参考にします。名称の末尾を書き換えて別形式にしたつもりになるのではなく、圧縮前から存在するファイルの種類を正しく把握してください。

表が画面に収まらない場合は、左右へスクロールして確認してください。

対象 見るもの 確認の考え方
元資料 圧縮する前の三ファイル 練習の基準として残す
書庫 練習資料.zip 対象と形式を確認
展開先 取り出した元資料フォルダー 名前と本文を読み比べる

2.元資料を選び、保存先と形式を確認して圧縮する

資料を一つの箱へまとめる圧縮のAI概念イメージ

フォルダーごとまとめるか、中のファイルだけかを決める

同じ三ファイルでも、元資料というフォルダーを選ぶ場合と、その中の三ファイルを選ぶ場合では、書庫を開いたときの階層が異なります。フォルダーを含めてまとめれば、中に元資料フォルダーがあり、その下に三ファイルが入る形を考えます。中身だけを選べば、書庫の最初の階層に三ファイルを置く構成になります。

どちらが正解かは、渡す相手にどの単位を示したいかによります。この教材では、内容のまとまりが分かるように元資料フォルダーごと選ぶことにします。本文中の件数を確認するときは、フォルダーの一項目と、その中の三ファイルを混ぜて四つの資料とは数えません。階層とファイル数を別々に見ます。

選択する前に、元資料フォルダーの外側へ戻れているかを確認します。画面に三つのファイルが見えている状態と、親フォルダーで元資料が一つ見えている状態は違います。選択範囲をあいまいにしたまま進むと、圧縮はできても想定と異なる中身になります。先に「何を入れるか」を一文で決めると判断しやすくなります。

追加に進んだら、書庫名だけでなく保存する場所も読む

7-Zip File Managerで元資料の場所へ移動し、まとめる対象を選び、追加に相当する操作から書庫の作成画面へ進みます。右クリックメニューから行う方法もありますが、Windowsの表示設定によって入口は異なります。どの入口でも、実行前に選択対象と保存先を確かめる点は共通です。

教材では「練習資料.zip」という名前で、親フォルダー内の書庫フォルダーに保存することにします。作成画面の書庫名欄に名前だけが入っている場合、それがどのフォルダーに作られるのかも確認します。参照するボタンや現在の場所が分かる表示を使い、画面に示された保存先と自分が決めた書庫フォルダーを対応させてください。

名前に「完成」「最新」を付けるだけでは、中身が正しいことの証明にはなりません。日付を付ける場合も、意味の分からない数字を重ねず、どの練習の書庫か区別できる程度にします。すでに同名の書庫があるなら、そのまま進めずいったん戻り、今回の新規作成なのか既存書庫への操作なのかを分けましょう。

書庫形式はZIPを選び、細かな性能設定を混ぜない

書庫形式の選択欄でZIPを選び、名前の拡張子も.zipになっているか確認します。7z形式を選ぶこと自体が誤りなのではありませんが、今回の教材では形式の違いによる条件を増やさずZIPにそろえます。相手が特定の形式を指定している実務では、その指定を優先し、受け取り側で開けることも確認してください。

圧縮レベル、方式、辞書サイズなどの設定が表示されても、最初の練習では圧縮率の比較を目的にしません。ここでは通常の設定を基準に、対象・名前・形式・保存先を確認して実行する流れを理解します。設定が大きいほど必ず実務に向く、短いテキストが必ず大幅に小さくなる、といった説明にはできません。

また、書庫の作成とパスワードの設定は別の判断です。この教材は暗号化しない練習資料に限定します。パスワードを付けたからどんな受け渡しでも安全になるわけではなく、暗号化方式や相手の対応状況、伝え方の取り決めが必要です。今回は新しい条件を追加せず、作った書庫を自分で確かめるところまで進めます。

作成前の読み合わせを、四つの問いにする

実行前に「今回は何を選んだか」「何という書庫を作るか」「どの形式か」「どこにできるか」を自分の言葉で答えてみてください。教材なら「元資料フォルダーを、練習資料.zipとして、ZIP形式で、書庫フォルダーに作る」となります。この一文が作成画面と一致すれば、少なくとも対象と出力の取り違えを探しやすくなります。

一つ答えられない項目があれば、その項目だけを確認します。たとえば対象は分かるのに保存場所が分からないなら、圧縮方式の設定を変える場面ではありません。参照先や現在の場所の表示を読み直す場面です。分からない所と関係のない設定を次々に変えると、結果が変わった理由を追えなくなります。

書庫に元資料フォルダーを入れる教材から、三ファイルだけを入れる練習へ変えるときも、変えるのは選択対象だけです。書庫名は別名にして、二つの構成を比べると違いを理解しやすくなります。既存書庫の中身を直接整理して最初の結果を失うより、比較する二つを残す方が、フォルダー階層の学習に向いています。

3.作った書庫を開き、名前・階層・対象を点検する

書庫の中身と点検用紙を見比べるAI概念イメージ

完了表示のあとに、保存先で書庫の存在を確認する

作成操作が終わったら、書庫フォルダーへ移動して練習資料.zipがあるかを確かめます。作業画面が閉じたことだけで、決めた場所にできたと判断しないようにします。保存先が別の場所なら、ここでいったん記録を直し、どのファイルを点検しているかを明確にしてください。

書庫の名前だけでなく、種類や更新日時も補助的に見ます。ただし更新日時が新しいから正しい内容とは限りません。同名の書庫を何度か作った場合は、場所が違うだけで見た目が似ることがあります。対象の場所を確認したうえで、その一つを7-Zipで開いて中を読みます。

もし書庫が見当たらなければ、もう一度圧縮を実行する前に、作成画面で指定した場所や表示されたメッセージを見直します。実行を繰り返すほど書庫が増えて、どれが今回の対象なのか分からなくなる場合があります。未確認のときは「未作成」と決めつけず、「指定先で見つからない」と観察した範囲を残します。

書庫内の一覧は、元資料の構成と対応させる

教材では元資料フォルダーごと圧縮するため、書庫を開くと元資料という階層があり、その中に案内.txt、確認.txt、補足.txtを置く構成を目指します。元資料を開いてから三ファイルが見えるか確認してください。最初の画面に三つ並んでいなくても、フォルダーを一段開けば見える場合があります。

逆に、ファイルがあることだけを見て不要な物がないかを省くのも避けたい点です。練習の途中で作った古いコピーや別の書庫が入っていれば、まとめる対象の選び方を確認します。取り出す側に余計な判断をさせないために、必要な物があることと、不要な物がないことを別々に見ます。

この確認は一覧の点検であり、三ファイルの全文が正しく入ったことを実際に確認した結果ではありません。名前・階層が想定どおりかをここで確かめ、内容の読み比べは展開後に行います。一度にすべてを判断しようとせず、書庫の構造と取り出した内容を段階に分けると、違いが出た場所を説明しやすくなります。

圧縮後の大きさだけを合否にしない

圧縮前と圧縮後のサイズを見比べることはできますが、短いテキスト三つでは書庫の管理情報も含まれます。今回の目的は圧縮率の記録を取ることではないため、「何パーセント小さくなった」と未計測の数字を置かないようにします。写真や動画など、もともと圧縮された形式では、サイズの変化が小さい場合もあります。

同じ名前のファイルでも、中に保存されている文が違えば別の資料です。サイズが同じであることだけでも内容一致の保証にはなりません。名前、階層、内容という複数の観点を使い、どこを見たのか分かる記録にします。業務で厳密な同一性が必要なら、その業務で決められた照合方法を別途使ってください。

書庫の中で直接ファイルを開くと、通常の作業フォルダーとは異なる扱いになることがあります。見ただけで元資料を編集したつもりにならず、この後の展開手順を使います。圧縮と日常の編集を切り離し、書庫はまとめる容器、展開先は中身を通常のファイルとして確認する場所、と捉えると整理できます。

表が画面に収まらない場合は、左右へスクロールして確認してください。

対象 見るもの 確認の考え方
名前 案内・確認・補足 必要な三つがあるか
階層 元資料フォルダーの内部 一段ずつ開いて確認
内容 展開後の短い練習文 まだ見ていない段階では一致としない

4.展開先を分け、書庫から通常のフォルダーへ取り出す

書庫と展開先を分ける二つのトレーのAI概念イメージ

書庫を開く操作と展開する操作は別に考える

書庫をダブルクリックして中身の一覧が見えていても、それだけで自分が決めた展開先にファイルが作られたとは限りません。展開は、書庫内のファイルを指定した場所へ取り出す操作です。画面上で中を見ている状態と、通常のフォルダーに取り出した状態を、場所の表示で区別してください。

この教材では、書庫フォルダーにある練習資料.zipを対象として、展開先フォルダーへ取り出します。元資料フォルダーへ戻してしまうと、元と取り出した物が重なり、比較しにくくなります。最初は空の展開先を用意し、圧縮前の元資料はそのまま残した状態で進めます。

取り出したファイルを編集したいときも、まず展開先で存在を確認してから開きます。書庫の中で開いたファイルと、展開先から開いたファイルを同時に使うと、どちらへ変更を保存するか迷いやすくなります。場所を分けるのは削除を避けるためだけでなく、作業対象を説明できるようにするためです。

展開機能で、今回の出力先を確認する

7-Zipで対象書庫を開き、展開に相当する機能へ進みます。保存先を指定する画面では、今回決めた展開先フォルダーを選びます。見えている名前の一部だけで判断せず、親フォルダーとの関係まで確かめてから実行します。画面表記が異なる場合も、出力先を明示する機能かを確認してください。

右クリックの中に複数の展開方法がある環境では、今いる場所へ取り出す方法と、書庫名のフォルダーを作る方法などを混ぜないようにします。教材は出力先を自分で指定する方法にそろえます。便利な一発操作を覚える前に、どこへ出るかを読める状態にしておくことが大切です。

7-Zip公式FAQでは、7-ZipからExplorerへドラッグして取り出す場合、一時フォルダーを経由すると説明されています。目的地を指定する展開コマンドと同じ流れだと考えず、本記事では展開機能を使います。ドラッグそのものを禁止する説明ではなく、初心者が今回の出力先を確認しやすい方法を選ぶという意味です。

同名の物があるときは、上書きを急がない

空のつもりだった展開先に同名ファイルがあると、上書きなどを確認する画面が出る場合があります。その場で全部を同じ選択にせず、既存ファイルは何か、今回の教材と混ざっていないかを確認します。元資料や大切な資料がある場所なら、いったん中止し、別の空フォルダーへ戻す方が比較しやすくなります。

「古い方を残す」「新しい方を残す」といった言葉も、何を基準に新しいと言っているかが必要です。更新日時だけでは内容の正しさを決められません。同じ名前で内容が違う練習を最初から加えると条件が増えるため、初回は重複しない場所を使い、展開の基本と上書きの判断を分けて覚えます。

実行後は、エラーや確認メッセージの有無を見ます。途中に表示が出ていたのに、最後に画面が閉じたことだけを成功としないようにします。メッセージが読み取れない場合は、対象書庫の名前、選んだ展開先、分かる範囲の文言を記録し、その条件を整理してから次を考えましょう。

空の展開先を選ぶ理由を、教材の構成で考える

たとえば最初の展開先を「展開先A」、二回目を「展開先B」にすると、どちらも今回の練習用だと分かる状態で別々に結果を見られます。同じ場所に二回取り出すと、最初にあったファイルと新たに作られたファイルを一覧だけで区別しにくくなります。繰り返しの練習では、回ごとの出力場所を分けることに意味があります。

また、書庫を置くフォルダーそのものへ展開すると、ZIPと取り出した物が同じ場所に並びます。実務ではそれを選ぶ場合もありますが、この教材では、容器と中身を別の場所にして役割を見分けます。場所を分けることはソフトの必須条件ではなく、初めて操作を追うための練習上の工夫です。

展開先が空かどうかを確かめるときは、隠れている業務資料の削除などを行う必要はありません。分からない既存フォルダーを空にするより、自分の練習用として新しいフォルダーを用意する方が対象を限定できます。既存の物を消して整えることと、新しい出力先を決めることを同じ操作として扱わないようにします。

5.展開後の中身を比べ、渡す書庫と作業用資料を分ける

元資料と展開後の資料を見比べる紙と虫眼鏡のAI概念イメージ

展開先でフォルダーの深さと三つの名前を確認する

展開操作が終わったら、通常のフォルダー表示で展開先を開きます。教材では元資料フォルダーごと圧縮したので、展開先の下に元資料があり、その中に三つのテキストがある構成を確かめます。空に見えたときは、さらに一段のフォルダーがあるかを確認し、すぐに中身が消えたと判断しないでください。

案内.txt、確認.txt、補足.txtの名前と種類がそろっているかを見ます。名前の文字が想定と異なる場合は、圧縮前にも同じ違いがなかったかを確認します。展開で変わったのか、元から違っていたのかを分けるため、元資料を残しておいたことが役立ちます。

ファイル名の長さや表示幅によって末尾が省略されることもあります。似た名前を外見だけで同一とせず、必要なら列幅や詳細表示、プロパティで確認します。ただし表示を整える操作と、ファイル名そのものを変更する操作は別です。見にくさを直すために、資料の名前を不用意に変える必要はありません。

短い本文を一つずつ読み、比較した範囲を残す

展開先の案内.txtを開き、元資料の案内.txtと同じ練習文かを読み比べます。確認.txtと補足.txtも同じように、一つずつ対象を決めます。教材の文は短いため目で比べる想定ですが、実際の長い文書や大量のファイルで、この方法だけを厳密な照合として扱うことはできません。

記録には「三ファイルの名前と練習文を確認」「書庫内の元資料フォルダーを確認」のように、見た範囲を書きます。まだ開いていない補足.txtがあれば、名前を見たことと本文を読んだことを分け、未確認と残します。一部だけを見て全部の内容一致を宣言しない姿勢が、取り違えを防ぎます。

同じ文を開いたつもりでも、元資料のウィンドウを二つ開いているだけの場合があります。画面のタイトルだけで場所が分からなければ、いったん閉じ、元資料と展開先から順番に開き直すことを考えます。対象の二つがどこにあるかを明確にする方が、比較のための複雑な操作を増やすより先です。

渡す物は書庫、編集する物は作業用と決める

誰かへまとめて渡す目的なら、最終的に選ぶのは、確認した練習資料.zipです。展開先のフォルダーを選んだり、別の古いZIPを付けたりしないように、場所と名前を再確認します。この記事の教材では外部への送信は実行せず、渡す対象を自分で区別するところまでにします。

展開後の資料を編集しても、すでに作った書庫の中身が自動でその版に変わると考えてはいけません。内容を変えた場合は、どの版をまとめ直すかを決め、書庫の中身をもう一度確認する必要があります。元資料、書庫、展開先の役割を分けておくと、どこで変更したかを追いやすくなります。

たとえば商品説明の原稿と写真をまとめる仕事なら、圧縮の前に資料自体の内容を確認します。情報のそろえ方はハンドメイドの商品説明を整える手順も参考になります。ZIPにまとめられたことと、説明に必要な情報がそろったことは別なので、資料の内容確認と圧縮の確認をつなげて考えてください。

三つの本文を比べる練習は、結果の書き方まで考える

教材の点検メモは、たとえば「案内.txtは名前と一文を確認、確認.txtは名前と一文を確認、補足.txtは名前のみ確認」と書けます。この時点で残っているのは補足の本文です。全部を最初から確認し直すのではなく、残った一つへ戻れるように記録します。短い練習でも、確認済みと未確認を分ける習慣を作れます。

その後で補足.txtを読み、元資料と同じ練習文を確認できた場合は、その行だけに結果を追記します。一方で違う文が見つかった場合は、「展開に失敗」と即断せず、開いた場所、圧縮時の元資料、書庫を作った順番を調べます。圧縮後に元資料を編集していれば、違う版を比較している可能性があるからです。

ここで大切なのは、差があることを隠さず、どの対象同士を比較したかを残すことです。文章の違いに気づけたなら、点検として有益な結果です。一致するように展開後だけを直して終えると、書庫がどの版を含むかという元の問題が残ります。渡す書庫の確認へ戻り、必要なら新しい名前で作り直す判断を分けて行いましょう。

6.開けない・見つからないときは、条件を分けて確認する

展開時の条件をノートへ整理するAI概念イメージ

書庫が開けない場合は、形式と表示メッセージから始める

開けないときは、対象の名前、拡張子、7-Zipで表示された文言を確認します。.zipという名前だけで正常なZIPと判断したり、拡張子を.7zへ書き換えれば直ると考えたりしないでください。表示される名前と内部形式が対応しているか、ファイルが完全にそろっているかは、それぞれ別の確認事項です。

公式FAQでは、一部のZIPでヘッダーの問題や未対応の圧縮方法があることが説明されています。ただし、目の前のエラーの原因が必ずそのどちらかとは断定できません。「開けない」という結果だけから原因を決めず、受け取った時の情報と、実際に表示されたメッセージを整理します。

受け取り資料なら、送信者に元の書庫名、形式、作成方法、分割されているかなどを確認できる形にします。制限を回避したり、知らない修復ソフトへ業務資料をアップロードしたりする前に、元の資料が正しいかを確認することが先です。教材でも、同じ操作を繰り返すより条件を一つずつ確かめます。

展開できたのに見当たらない場合は、出力先と階層を見る

展開先に見つからないときは、実行時に選んだ場所と、今開いている場所が同じかを確認します。ダウンロード、デスクトップ、書庫が置かれた場所など、似た名前のフォルダーを行き来していないかを見ます。今回使った出力先を一度記録しておけば、次に探す範囲を限定できます。

その場所に元資料のようなフォルダーがあるなら、内部を一段開いてください。書庫名のフォルダーと元資料フォルダーが重なって二段になることも、選んだ展開方法や書庫構造によって考えられます。どの段に何があるかを見てから、余分な物の削除や移動を判断しましょう。

ファイルがないと決めつけて再展開すると、別の場所にコピーが増える場合があります。まず一度の操作でどこまでできたかを確かめ、見つからない場所と見つかった場所を分けます。展開先の確認が終わるまでは、元資料や書庫を片付けずに残しておくと、比較の基準を失わずに済みます。

次の一回で確かめることを、一つに絞る

最初の練習で確かめたいのは、選んだ対象がZIPに入り、別の場所へ取り出せて、名前と短い本文を対応させられることです。パスワード、分割、最高圧縮率、大量処理まで同時に加えなくても、基本の流れは学べます。一つの条件が分かったら、その条件を保ったまま次を考えましょう。

確認用メモには、元資料の場所、対象の選び方、書庫名と形式、作成場所、展開先、見た内容、表示メッセージを残します。全部の欄に成功と書く必要はありません。「名前のみ確認」「補足の本文は未確認」のように、作業の境目を分かる言葉にすると、あとから続きを進めやすくなります。

7-Zipの使い方は、ボタンを覚えるだけでなく、圧縮前の資料と書庫、展開後の資料を見分ける練習でもあります。小さな教材でこの三つを対応させ、保存先と中身を確認できれば、資料が増えたときにも何を確かめるべきかを整理できます。便利さを急ぐより、一回の操作について対象と結果を説明できることを目指してください。

表が画面に収まらない場合は、左右へスクロールして確認してください。

対象 見るもの 確認の考え方
開けない 書庫名・形式・メッセージ 原因は未確定と残す
見つからない 出力先とフォルダー階層 再展開より先に場所を確認
版が分からない 元資料・書庫・展開後 どこで変えたかを整理

主な確認先:7-Zip公式サイト、7-Zip公式FAQ。基本操作名の参考:公式サイトの日本語リンクからたどれるFile Managerヘルプ(19.00系。現行画面の位置や全機能を示す資料としては扱っていません)。

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